脂質はダイエットの鍵!身体と脂質の関係

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皆様こんにちは!パーソナルジムGYMRUトレーナーの高橋です。 

皆様は食事で脂質の量を気にされていますでしょうか? 

普段食べられているものには、思っている以上に脂質が入っています。
外食やファストフードなどは特に脂質の量が多いと言えます。
また、スイーツやお菓子などにも脂質は多く含まれています。
このことから、おいしいものには脂質が多く含まれている為過剰摂取になりやすいです。
しかし、脂質も栄養素ですので身体にとって大事な役割を担っています。

脂質の働きや特性を知って頂くことでダイエットやボディメイクがさらに加速します。 

今回は脂質についてご紹介いたします。
皆様是非ご参考にしてみてください! 

脂質の役割

1.脂質1gあたり9kcalのエネルギー源

脂質も炭水化物とタンパク質同様にエネルギー源になります。
一番のエネルギー源である炭水化物が不足すると必要に応じて脂質がエネルギーとして使われます。
炭水化物とタンパク質は1gあたり4kcalのエネルギーを生み出せますが、脂質は1gあたり9kcalエネルギーを生み出す事ができます。
炭水化物とタンパク質に比べ同じ1gで約2倍のエネルギーを生み出せるためエネルギー効率が高い栄養素として身体に貯蓄されやすいです。 

2.脂溶性ビタミンなどの吸収を助ける

ビタミンには、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの2種類があります。
脂質は脂溶性ビタミンを溶かし込んで吸収しやすくしてくれます。 

3.脂質は皮膚や臓器などの細胞膜の成分

脂質は細胞膜の構成成分になります。
脂質は水を弾くため、細胞の内外に必要以上に水が出入りしないよう作用します。 

4.脂質はホルモンを作る材料

脂質はホルモンや生理活性物質といった身体の仕組みに働きかける物質の材料にもなっています。
ダイエットだからといって極端に脂質を制限するのはホルモンバランスの乱れを引き起こしたり、過剰なストレスになってしまったりするので注意が必要です。 

5.脂質は皮膚炎などの発症予防

脂質が皮脂を出すことによって外部から皮膚を守り、肌を弱酸性に保ちます。
また、体内の水分が蒸発するのを防ぐことで肌の保湿だけでなく、体温調節にも役立っています。 

脂質が不足すると

1.エネルギー不足になる

前述しましたが、脂質は栄養素の中で一番カロリーを生み出すことができるため、エネルギーを補給するのに効果的です。 

その脂質が極端に不足している状態だとエネルギー不足により身体が十分に動かなくなってしまったり、疲れやすくなってしまったりします。 

2.免疫力の低下

脂質が不足すると、免疫機能が低下して体の抵抗力が落ちる恐れがあります。
風邪や感染症にかかりやすい方は、脂質が不足している可能性があるため注意が必要です。 

脂質が不足すると免疫機能が低下する理由は、脂質の一種であるコレステロールが免疫機能に関わっているためです。
コレステロールは細胞膜を構成する働きがあるため、コレステロールが不足すると細胞膜が弱くなり免疫機能が低下します。 

3.メンタル面が不安定になる

ささいなことでイライラする、不安になる、ストレスを感じるという方は、脂質不足の可能性があります。
脳の脂質不足は、不安定な状態を引き起こす原因となるといわれているためです。
私たちの脳は有形成分の約65%が脂質でできており、脂質が足りないと脳の働きが鈍ってしまいます。

日本人の食生活は欧米化し、肉や加工品を多く摂取するようになりました。
その結果、オメガ6系脂肪酸の摂取量が増え、魚に多く含まれるオメガ3系脂肪酸の摂取量が減ってしまった現状があります。
魚に多く含まれるオメガ3系脂肪酸には、脳を活性化させる作用があります。
中でもDHAは神経細胞の膜をやわらかくして、脳の機能を正常に保つ効果があることがわかっています。 

Q なぜダイエットでは脂質を制限するのがおすすめなのか

A カロリーをコントロールしやすくするためです。
筋トレをしながらダイエットしている方には特におすすめです。 

カロリーをコントロールしやすい

脂質は炭水化物やタンパク質と比較して高カロリーのため、脂質制限によってカロリーを調整しやすくなります。
ダイエットのためには、摂取カロリーが消費カロリーを下回る必要があるため、脂質制限ダイエットによって効率的に摂取カロリーを抑えることができます。 

筋トレをしている方にオススメ

脂質を制限するダイエットでは、炭水化物の量はある程度摂ることができます。
筋トレをしている方は糖質をエネルギー源にするため、糖質を極端に制限してしまうとトレーニングのパフォーマンスが落ちてしまいます。
そのため、筋トレをしている方は糖質の量を調整しやすくするために脂質を制限するのをおすすめします。 

脂質の適正摂取量

脂質の目標摂取量=一日の総摂取カロリーの20%~30% 

(例) 一日の目標総摂取カロリー2000kcalの場合‥2000kcal×0.2=400kacl 

400kcal÷9=44g 

※一日の目標総摂取カロリーが2000kcalの場合、脂質から摂るべきカロリーは20〜30%に当たるので、計算すると400〜600kcalです。脂質は1g当たり約9kcalであるため、9で割ると約44〜67gの脂質を摂取すべきであることが分かります。

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まとめ

 脂質はエネルギー生産、免疫機能、ホルモン生成などの多くの役割を担っています。
しかし、1gあたり9kcalあることで脂質を多く摂りすぎてしまうと余分なカロリーとして体脂肪に変わりやすくなります。
炭水化物の量は調節しやすいですが、脂質は食材そのものに含まれていたり、調理する過程で量を調節しづらかったりします。
そのため、なるべく油っぽい食材や料理は避ける必要があります。
また、食事管理アプリなどで普段どのくらい脂質を摂っているのかを知ることも大切です。

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この記事を書いた人

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