チートデイは本当に必要?チートデイ徹底解説
皆様こんにちは!パーソナルジムGYMRUトレーナーの高橋です。
皆様はチートデイという言葉をご存じでしょうか?
ご存じの方はテレビやyoutubeなどでチートデイに関するものを見ると、ひたすら暴飲暴食をしているイメージだと思います。
ダイエット中に外食をしてしまったときに、「今日はチートデイ」という便利な言葉になりつつあります。
しかし、チートデイは適切なタイミングと方法え行わなければ意味がありません。
今回はチートデイについてご紹介いたします!
皆様是非ご参考にしてみてください!
チートデイとは
チートデイ(cheat day)を直訳すると「反則の日」「ズルの日」です。
チート(cheat)には「だます」や「あざむく」という意味があります。
ダイエット中のチートデイとは、ダイエット中にも関わらず食べ物をたくさん食べる日のことです。
ダイエット中の食事はカロリー制限が基本です。
にもかかわらず、食べ物をたくさん食べることから「反則の日」「ズルの日」という意味を持つ、チートデイと呼ばれています。
チートデイでは、ダイエット中には我慢していた甘い物をはじめ、食べ物を普段以上にたくさん食べます。
チートデイを行うタイミング
ダイエットでは運動で消費カロリーを増やしつつ、食事を制限して摂取カロリーを減らすことが基本です。
この方法を行うと最初は順調に体重が落ちていきます。
しかし運動もカロリー制限も続けているのに、体重が落ちにくくなってしまう時期が訪れます。
これがダイエットの停滞期です。
この停滞期を、乗り越えるために行う方法の1つがチートデイです。
Q なぜ停滞期がおとずれてしまうのか。
A カロリー制限に身体が慣れてしまうからです。
ダイエットのためにカロリー制限を続けていると、身体は少ないカロリーに慣れてしまいます。
少ないカロリーでも問題なく生活できるように基礎代謝量を落としてしまうのです。
いわば身体が「エコモード」に切り替わってしまうのです。
ダイエットにはとても厄介な働きですが、人間が飢餓しないように働く本能的な機能です。
しかし、すぐに停滞期と判断しないように注意が必要です。
「体重が減らない=停滞期」ではありません。
食事内容が悪く摂取カロリーが高い場合や運動不足で代謝が上がらないなどの原因も考えられます。
・摂取カロリーよりも消費カロリーの方が高い
・栄養バランスの良い食事が摂れている
・元の体重から5%の体重が減った
・上記3つの条件を満たしている状態で1カ月前後体重、体脂肪率に変化がない
Q なぜダイエットが停滞しているのにチートデイ(暴飲暴食)をするのか。
A チートデイを行って脳をだますためです。
チートデイは脳をだます(チート)行為です。
身体がカロリー制限に慣れて基礎代謝を下げて「エコモード」になった時に、カロリーを大量に摂取することで、「栄養は十分にある」と脳をだまします。
すると「脳は減量しても大丈夫」と思い込み、スムーズに減量が進むようになります。
チートデイのメリット
①代謝が良くなる
減量中は食事量を減らし、摂取カロリーを制限するため、身体は少ないエネルギー内で生活できるよう代謝が落ちていきます。
エコモードになっているため、身体が飢餓状態だと勘違いしてしまいます。
これが停滞期に繋がる原因です。
それを「栄養は十分にある」と錯覚させるためにチートデイを行います。
そのためチートデイを挟み、定期的に多くのエネルギーを補給することで、ダイエット停滞期にセーブされたエコモードが解除され、代謝が上がり体重が減りやすくなります。
②ダイエット中のストレス発散
チートデイは身体の変化だけでなく、モチベーションの維持という面でも大きな役割を果たします。
ダイエット中は糖質制限をしたり、脂質を避けたりして我慢をする人が多いです。
食事制限をすることは身体だけでなく、精神的な辛さもあります。
我慢を続けるとストレスがたまり、暴飲暴食の原因となります。
ストレスをどこかで少しずつ発散しておかないと、ストレスからの暴飲暴食でリバウンドをしてしまい、ダイエットを挫折してしまいます。
チートデイのやり方
ダイエットの停滞期に一日だけ行います。
1食だけではなく、3食をチートデイとして好きなものを食べます。
しかし、チートデイ以降はもとの減量食に戻します。
チートデイの注意点
①頻度を増やしすぎない
チートデイは1日限定で実施します。ご褒美感覚や無計画にチートデイを設けるのは避けたいです。
②脂質や糖質が多い食材はなるべく避ける
チートデイに食べてはならないものありません。
ただし、脂質や糖質が多い食べ物は脂肪になりやすいため、ケーキやスナック菓子などの脂質や糖質が多い食べ物は、量を少なめにしたり避けたりすることがおすすめです。
③中途半端に終わらせない
チートデイの最大の目的は脳をだますことなので、ダイエット感覚で中途半端なカロリーしか摂れないと効果はありません。
チートデイ当日はダイエットしている事を忘れるくらい大胆にカロリーを摂る必要があります。
・基礎代謝をもとに計算→基礎代謝×3kcal
・体重をもとに計算→体重×40~45kcal
まとめ
チートデイは、ダイエット停滞期を突破する方法の一つとして行います。
食事や運動を見直したうえで停滞期と判断した場合に行うのがベストです。
代謝が下がりエコモードになった身体を、チートデイという1日で脳をだまし、代謝を向上させます。
そのためには、脳をだませるほどの摂取カロリーが必要になります。
また、チートデイは無計画や気分で行ってしまうとただの暴飲暴食となってしまい、逆効果ですので注意していただきたいです。
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